長崎県五島市〈お灸&ヨーガ とらや〉鍼灸・ヨーガ療法・若石健康法(足裏マッサージ)・ストレスマネジメント
プロフィール
宮本 恭子(みやもと きょうこ)
1971年大阪府生まれ。お灸を専門とする鍼灸師・ヨーガ療法士。広告代理店に20年間勤務し、40歳で退職。ハウステンボスヘルスケアリゾートの立ち上げを経て、2016年、「地域おこし協力隊」として、長崎県・五島列島の五島市に移住。
【保有資格】
はり師・きゅう師(国家資格)/若石健康法(台湾式足もみ・反射区療法)認定プロ/スワミ・ヴィヴェーカナンダ・ヨーガ研究財団(インド)/日本ヨーガ療法学会認定 ヨーガ療法士
北京中医薬大学 解剖学・鍼灸・気功・中医病院臨床研修修了/ハーバード大学メディカルスクール研修(鍼灸・脳科学)修了/ヨガ二ドラ指導者養成講座終了(日本ヨーガ瞑想協会)/MBSR8週間(マインドフルネスストレ低減法)終了(IMCJ)/現代レイキ法 Level2修了/アシュタンガヨガプライマリシリーズ短期集中コース修了/骨盤調整ヨガ・ベビーヨガ・キッズヨガインストラクター/Yoga for the Special Child®︎ パート1修了/ルディックウォーキング ベーシックインストラクター/中学校英語2種教諭
きっかけは、みずからの体調不良
広告代理店に勤めていた当時は、大きなプレッシャーを感じながらも楽しく仕事をしていました。
しかし30歳を過ぎたころ、そのプレッシャーは体の不調として現れ、
それを機に始めたのが“アシュタンガ・ヨーガ”。
身の丈を超える仕事にやりがいを感じながら、知らず知らずのうちに疲れていたようです。
「あるがまま」でいいヨーガの心地よさは、新鮮そのものでした。
インストラクターの資格を取得してからは、東京のスタジオや関東の聾学校教員向けに教室やワークショップを開催。
同時に人の体への興味も増して、鍼灸師の国家資格を取りました。
五島への移住と、ヨーガ教室のスタート
地域おこし協力隊として訪れたのが、それまでゆかりの無かった五島列島の五島市でした。
体験型観光の運営をおこなう一方、少しでも地域のお役に立てればとヨーガ教室を開催。
そして、不調をお持ちの方へのお灸による往診を始めました。
九州本土の西端に位置し、東シナ海に浮かぶ長崎県五島市・福江島。
そこは、弘法大師として知られる空海も乗船した遣唐使船の寄港地として知られています。
私のルーツである虎谷家は江戸時代、大阪で廻船問屋(虎屋)を営んでいた家系のようです。
その拠点は、かつて遣唐使船の出港地であった大阪の難波津(なにわづ)という港。
同じく遣唐使船が国内最後の寄港地としていたこの五島との縁に、不思議な導きを感じています。
とらやの語源
もうひとつの語源は、古代インドの言葉サンスクリット語の「トラヤ」に由来します。
その意味は「3種類の」あるいは「3つのことを同時に行う」など。
よくヨーガの練習の最後に「シャンティ シャンティ シャンティヒー」と唱えます。
これは「調和、平和、調和」と訳され、荒波がたたず、衝突もなく、平和な状態を指します。
つまりは「幸せ」を祈る言葉です。
ヨーガではこのようによくマントラ(真言)などを3回唱えることがあります。
これは「ヴィグナ・トラヤ(3種類の障害物」を鎮静していくことに由来します。
3つの障害物とは、
1)自分に関する障害物(心身の健康状態)
2)周りの人や動物に関する障害物(人間関係や夏の蚊など心の平安を乱す人や動物)
3)台風や地震など人がコントロールできない障害物
どんな時もこの3つが障害にならず、シャンティ(平和)な状態でみなさんの力が思う存分発揮できること。
それをサポートさせていただければという想いを込め、屋号とさせていただきました。
みなさまの道を照らす光、その一筋に
「とらや」の日々の務めは、ご利用いただく方々の不調を快方へとお導きすること。
そして、みなさまが心地よく暮らしていけるお手伝いをすることこそ、使命だと思っています。
みなさまに寄り添いながら、進まれる道を照らすような役割を果たせれば、と願ってやみません。