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ツボって効くの?

更新日:2月19日



 (写真はNHKフロンティより 足三里に抗炎症効果が確認されたシーン)


2023年の後半、ちょうど同じ時期に「足の痛みが辛くて眠れない」という数名の患者さんとご縁をいただき往診を開始しました。

 

みせていただくと、真っ青で、パンパンに浮腫んで、足が氷のように冷たく、ご本人の痛みはもちろん、同居されているご家族も痛みを四六時中共有されていて、さぞお辛かったことかと。

 

背骨が側弯して、坐骨神経痛が強く、腎も虚していることからの冷えや

腰椎狭窄症の術後、転倒されて再度手術をされ、自立歩行が難しくなり、車椅子生活をされているなど理由は様々。

 

さらに、足の力を補足するために腕を使っておられ上半身はカチコチ。自由に動けないので、スマフォをみたり、塗り絵や手作業をしたりと背中はますます丸まっていました。

 

全身にお灸をさせていただくと、「すーすー」っと今までの不眠を取り返すようにスヤスヤと寝息が聞こえ、お灸が終わると「あ~気持ちよかった」と顔色も良くなられていました。

3回目の往診では、真っ青な足がピンクになり、まだ浮腫みが残るももの、「あ~真っ青な足のまま、死んでいくんじゃね~と思っていたけど、よかった。」と安堵の表情に、私もホッと胸をなでおろしました。

 

週に2回の往診を2~3か月、その後週に1回の往診を継続していますが、仰向けに寝れるようになり、足がぽかぽかになり、坐骨神経痛の痛みもほぼなくなり、車いすの方は、足裏、足指の感覚が戻ってきて、上がらなかった足が上がり、お風呂をご自分でまたげるようになり、自立歩行のリハビリもぐんぐんできるようになられています。

 

以前、脳梗塞もされていて、足の親指が動かなかったのですが、足の親指が少し動くようになり、力が入るようになり、小さな小さな変化を毎回、患者さんと共有できることがなんとも嬉しい時間です。

 

お灸は、2000年以上も前に生まれた中国最古の医学書「黄帝内経(こうていだいけい)」に書かれていて、この「黄帝内経(こうていだいけい)」は2011年ユネスコの世界記憶遺産に選定されています。日本には、遣唐使の時代、約1000年前以上に中国から伝わり、弘法大師空海もお灸を日本に持ち帰ったとされています。

 

「お灸ってすごいですね~」という患者さんやご家族からの声。

 

現代科学の進歩により、鍼灸の効果、なぜ効くのかが解明されつつあります。

そんな最前線のお話をわかりやすく紹介するNHKの番組がありました。

再放送もあるようです♡


NHKフロンティア 鍼灸とは何か?

2月19日(月) 午後5:00 〜 午後6:00 (BSまたはBS4K)




 

師匠がイギリスに海外の鍼灸師にお灸の指導をされた際に、主催をしてくださった鍼灸師 伊田屋幸子さんが活動されるモクサアフリカによる、アフリカで広がる結核患者の免疫機能アップのために「足三里」へのお灸。結核とエイズの感染で眠れない方が、お灸を始めてから眠れるように。




 



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#お灸&ヨーガとらや

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