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暑気払い~薬草のある暮らし

更新日:2020年7月19日

今年の梅雨は長かった~(まだ終わっていませんが・・・) そして、多くの場所で水害があり今も大変な生活を強いられていることに心が痛みます。 さて、50年ぶりの大雨とされた五島もやっと晴れ間がでてきました! 来週7月20日頃には梅雨明けしそうですね。 長引く雨に、気圧の変化、気温の変化に何だか体が重だるいな~と思われる方も多いのではと思います。私もです(笑

こんな時こそ、「お灸」 梅雨時期のお灸でムクミが解消され消化力もアップ!体がサッパリしていいな~と私自身も実感していて、みなさんにもおススメしていますが この時期、「暑気払い」としてお寺などでは素焼きの鉢を頭にのせてお灸をされたり、中国でも江南地域では夏にお灸をされる習慣があるようです。 いつか、お寺や中国の暑気払い巡りをしたいな~と妄想しています。 鍼灸の古典バイブル「黄帝内経素問」四気調節神論に 「春夏養陽」(春夏に陽を養う) つまりセルフケア、養生するのにぴったりの時期! お灸で陽を養って、これから夏本番に備えましょう!

 

お灸で使うモグサは、ヨモギからできています。 五島では、この時期、海に潜ってサザエなどを取るときにヨモギの葉っぱで水中眼鏡をふいたり、冷凍しておいたヨモギをお団子にしたり。 五島の海女さんは女性でなく、男性です。なので、海士と書くのだと思います。 貝類がいる岩場は、そのまま外海。一度泳いだことがありますが、少し波があると怖さを感じ、かなり体力が必要です。昔は夏休みにサザエをとってお小遣いを稼いだそうですが、今は、漁業権があるので、勝手に貝類をとるのはNG。 とヨモギの話からサザエの話になってしましましたが、一見雑草のようなヨモギは様々な効果がある生薬です。 漢字で書くと「よもぎ=蓬」「もぐさ=艾」 夏の五島の楽しみは、「サザエ」のお刺身&ご飯です! お灸をすると夏バテで食欲がない~ということにはならないですね(笑

 



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